ブルガリア留学記

2016〜2017年のブルガリア留学体験記

кърджали~каменната сватба, язовир Кърджали (ロドピ2日目)

今日の朝は、жанаのお母さんがтраханаを作ってくれました。お腹にしっかり溜まって美味しいです!

Траханаはロドピ地方で主に食べられているそうです。小麦粉とヨーグルトを混ぜて乾燥させておいたものに、白チーズ、水を混ぜて火にかけ、沸騰するまでひたすら混ぜ続けたら完成です。

その後、町のカフェでヘーゼルナッツとチョコレートの香りのするコーヒーを飲みました。香りはするけれども甘くないところが良いです!

 

バスでкърджалиに行き、жанаのお父さんから自転車を借りてкаменната сватба(結婚岩?)を見に行きました。自転車で30〜40分くらいの場所でしたが、日差しが強く、坂道が多くなかなか大変でした。後半は自転車に乗れるような道ではなかったので、自転車を持って運びました。道がぬかるんでいたり狭かったり、棘のある枝が突き刺さったり、羊の糞が大量に落ちていたり…と気が抜けませんでしたが、ちょっとした冒険の様で楽しかったです。岩は2人が抱き合っているような形をしていました。そして周りの岩は他の場所と比べると白く異質で、不思議な世界でした。

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それからすぐ近くに、結婚式関係の名前がついた岩がありました。2人がキスしている様に見えることからその名前がついたそうですが、忘れてしまいました。

ちなみに私には1人がもう1人の頭を食べている様に見えます…

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Каменната сватбаを見たあとは、すぐ近くのダム湖に連れて行ってもらいました。ダムには漁師もいて、ダムの隣のレストランでは漁れたての魚、шаранを食べることが出来ます。

お昼は船を改造して作られたダム湖のレストランで食べました。なんだかよく分からずに注文し、料理が出てくるまでの間、魚を保管(湖に網を張り、そこで飼っていました)している場所に行くと、見慣れたあの魚がいました。ブルガリアでは鯉(шаран)を食べるそうです。赤と金色で美味しくなさそうに見えましたが、塩焼きにレモンをかけて食べるとクセがなく美味しかったです。

お父さんの友達がここの漁師?なのか、ボートで湖を案内してくれました。揺れて落ちないかドキドキで、楽しかったです。

ダム湖の周りは山に囲まれていて、緑が沢山でとても綺麗でした。

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大分疲れましたが、кърджалиに戻ってから博物館を観てきました。ヤンボル旅行で博物館に行って以来、解説の人が恐怖の対象でしかありませんでしたが、今回の解説の人は自由に観させてくれてホッとしました…。

昔の戦争の時、戦略を立てるのに使われた地図が展示されていて面白かったです。

ロドピ地方のブルガリアの衣装だけでなく、トルコの衣装も展示されていました。この地域にはトルコから来た人も沢山住んでいるそうで、看板にはブルガリア語とトルコ語、英語が書かれていました。また、街中には、イスラム式と正教式のお墓もありました。戦争していた時期はありましたが、今はただ文化の違う人が住んでいるという感覚で、それぞれが暮らしているそうです。

 

結婚する時に女性が新しい家に持ち込む荷物も展示されていました。寒い地域の所為か、色々なものが詰まった箱の上にブランケットが大量に積まれていました。

またお祭りの時に食べるパンも保存されていました。蛇の形をしたパンは、それを食べると蛇に噛まれないと言われているそうです。これは初めて聞きました。それにしても、どうやってパンを保管しているのでしょう…!

 

家に帰ると、お母さんが豚肉を煮込んだ料理と、サラダを夕食に出して下さいました。

サラダはビーツ、りんご、くるみ、人参、ブルグルが入っていて、それだけでご馳走でした!

 

今日は盛りだくさんでExcitingな1日でした😃

момчилград(ロドピ1日目)

今日から3日間、ジャーナの出身地、東ロドピ地方にあるmomchilgradという村で過ごします。

 

三連休だったので、高速バスは立ち乗りまでいる混雑具合でした。暑いこと暑いこと…。

Кърджалиでバスを乗り換えてмомчилградまで行きました。

まず家について驚いたのは、トイレです。ボタンを押すと流れる(あるいは日本だとセンサーで立ち上がるだけで流れる)のとは異なり、バケツに水を汲んで、それを注ぐことで水を流すそうです。便利なトイレに慣れすぎていたので、使い方がわからず焦りました。

ブルガリアに来てから、トイレに驚くことが多いです。

 

夕食は、ジャーナとジャーナのお母さんと、レストランで食べました。小さい村なので、町中の移動は徒歩でどこでもいけます。車は通っていますが、静かで、緑がたくさんあり、周りは山に囲まれていて穏やかな雰囲気でした。

 

明日は隣町のкърджалиに行って来ます!

このふわふわは…

最近道を歩いていると、白いふわふわしたものが飛んでいます。

タンポポの綿毛も飛んでいますが、それとはまた違います。これは何でしょうか。

 

犯人はタンポポと同様、地面にいました。凄いふわふわです。

名前はわかりませんが、春だなあ〜と感じます。

 

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ミニコンサート

今日は、жанаがアカデミーのБългарско народно пеенеのコンサートに誘ってくれました。というのも、今回、彼女が1人で歌っていました!

 

コンサートはコンサートというよりも試験の様な雰囲気で、生徒達が緊張しているのが伝わって来ました。でもコンサートなので、もっと楽しんで欲しかったなあ〜と思いました。歌っている人が緊張していると、観ていてもドキドキしてしまいます。

それから、ソロも好きですが、アンサンブルの方が好きです。アンサンブルで、音がぶつかり合う時、そのあと音が1つに重なる瞬間が最高です!

 

さて、コンサートの前は一年生の振り付けの試験を観ました。1人5分間ずつでしたが、ストーリーがない分、踊りや隊形に工夫が施されていて面白かったです。それぞれの生徒が地域を選び、その地域の踊りのメドレーのような形で振り付けをしていました。セベル、ショプ、ピリン、ドブルジャ、トラキア…と盛りだくさんで楽しかったです。各自自分の好きな地域を選んでいたので、「この地域大好き!幸せ!」というのがすごく伝わって来て、こちらまで幸せになりました。

これで2,3,4,1年生全ての試験を観ましたが、どれもとても勉強になりました。

 

四年間の流れとしては、

一年生は踊りを作る

二年生はストーリー重視

三年生は両方(やや踊りメイン?)

四年生は両方を使って集大成

という感じです。

のんびりとした1日

Днес правих японска храна и обядвах с Жана, която живее в общежитието.

 

Правихме суши, японска супа с "мисо (кисел соев)" и сладко. В слатко имаше морски водорасли "кантен", соев мляко, захар и зелен чай "матчя???". Щях да бъде вкусно, но аз правих лошо... тъжно ми е.

Освен това, суши и мисо супа бяха много добре. тя особено харесваше суши. Много се радвам!

 

След обядвахме, говорихме как ще прекараме следващата почивни дни, когато ще отида при Жана и нейната майка. Тя живее в Момчилград, където се намира в Родопи област.

Очаквам с нетърпение!!

発表会

今日のお昼、ルームメイトからジャガイモのケーキ(?)をお裾分けしてもらいました!

下から順に、マッシュポテト、サラミとゆで卵、マッシュポテト、カシュカヴァルの順で重ねて焼いてあるのですが、とても美味しかったです!

 

今日はСаединениеというプロブディフの近くの町で行われた、踊りの発表会を観に行ってきました。

6歳くらいから、かなり高齢の人まで、たくさんの人がブルガリアの踊りを踊っていました。趣味で踊っている人たちなので、踊り方は様々ですが、どの人からも、「踊りが好き!」という雰囲気が伝わってきて、楽しいコンサートでした。

そしてアンサンブルトラキアもゲストで10分間程踊っていました。いつもより人数は少なかったのですが、素晴らしかったです。大人数の編成とはまた違った踊りを見られて勉強になりました。それから、アカデミーの一年生で、2月から入団した2人も踊っていました。若干癖はある気がしましたが、すっかりプロのダンサーでした。

 

発表会が終わってから、踊っていた人達に会って、少し話をしました。9歳の子とフェイスブックを交換し、練習も見にきてね!と言ってくれました。高校1年生でフェイスブックを始めた時はドキドキでしたが、今は小学生も普通に使っているのかと衝撃を受けました…。

土曜日は授業もないので、今度練習を見に行ってみようと思います!

 

 

ギリシャ3日目

今日は起きた後、お父さんが昨日と同じ別荘(?)に連れて行ってくれました。そこにはバーベキューをできる場所があり、魚やトウモロコシを焼いて食べました。それ以外にもタコやサラダも用意して下さり、とても素敵なお昼でした。

魚とタコの食べ方は、レモンとオリーブオイルと塩を混ぜたものをかけて食べるとてもシンプルな味付けで、美味しかったです。サラダも同様に味付けされていましたが、オレガノをかけても美味しかったです。ドレッシングに使ったレモンの皮は、魚を食べた後の手に乗せて擦り生臭さを取り除くのに使いました。魚の骨や頭部分は近くに居た猫に食べてもらい、古くて美味しくなかったトウモロコシは、隣の庭にいるニワトリに食べてもらいました。全て余すところなく使って素敵だなあ〜と思いました。

今回もお皿に山盛りで、次々に魚が出てきて焦りました。残すのは悪い…と思ってしまいますが、ギリシャでは残ったら全部タッパー等に入れて全て持ち帰り、無駄にすることはありません。素敵です!

夜は家にまくすま君の友達がたくさん訪ねてきました。一人は教会で神父をしているらしく、そのままの格好でやってきました。1日中神父の格好をしていなければならないそうですが、夏は暑そうです。

それから宗教の話、ギリシャの歴史、色々な国の言語、何故か世界中の国歌について…等色々話しました。

YouTubeで国歌を聞いていましたが、行進曲の様な、テンポの良い国歌が多い気がしました。日本の国歌を聴いて、平和そうな曲、との感想も頂きました。確かにゆったりとして良い曲かもしれません。

国の雰囲気が国歌にも反映されていて面白いです!

 

明日は朝のバスで帰りますが、3日間、幸せなギリシャライフでした!

 

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