кърджали~каменната сватба, язовир Кърджали (ロドピ2日目)
今日の朝は、жанаのお母さんがтраханаを作ってくれました。お腹にしっかり溜まって美味しいです!
Траханаはロドピ地方で主に食べられているそうです。小麦粉とヨーグルトを混ぜて乾燥させておいたものに、白チーズ、水を混ぜて火にかけ、沸騰するまでひたすら混ぜ続けたら完成です。
その後、町のカフェでヘーゼルナッツとチョコレートの香りのするコーヒーを飲みました。香りはするけれども甘くないところが良いです!
バスでкърджалиに行き、жанаのお父さんから自転車を借りてкаменната сватба(結婚岩?)を見に行きました。自転車で30〜40分くらいの場所でしたが、日差しが強く、坂道が多くなかなか大変でした。後半は自転車に乗れるような道ではなかったので、自転車を持って運びました。道がぬかるんでいたり狭かったり、棘のある枝が突き刺さったり、羊の糞が大量に落ちていたり…と気が抜けませんでしたが、ちょっとした冒険の様で楽しかったです。岩は2人が抱き合っているような形をしていました。そして周りの岩は他の場所と比べると白く異質で、不思議な世界でした。
それからすぐ近くに、結婚式関係の名前がついた岩がありました。2人がキスしている様に見えることからその名前がついたそうですが、忘れてしまいました。
ちなみに私には1人がもう1人の頭を食べている様に見えます…
Каменната сватбаを見たあとは、すぐ近くのダム湖に連れて行ってもらいました。ダムには漁師もいて、ダムの隣のレストランでは漁れたての魚、шаранを食べることが出来ます。
お昼は船を改造して作られたダム湖のレストランで食べました。なんだかよく分からずに注文し、料理が出てくるまでの間、魚を保管(湖に網を張り、そこで飼っていました)している場所に行くと、見慣れたあの魚がいました。ブルガリアでは鯉(шаран)を食べるそうです。赤と金色で美味しくなさそうに見えましたが、塩焼きにレモンをかけて食べるとクセがなく美味しかったです。
お父さんの友達がここの漁師?なのか、ボートで湖を案内してくれました。揺れて落ちないかドキドキで、楽しかったです。
ダム湖の周りは山に囲まれていて、緑が沢山でとても綺麗でした。
大分疲れましたが、кърджалиに戻ってから博物館を観てきました。ヤンボル旅行で博物館に行って以来、解説の人が恐怖の対象でしかありませんでしたが、今回の解説の人は自由に観させてくれてホッとしました…。
昔の戦争の時、戦略を立てるのに使われた地図が展示されていて面白かったです。
ロドピ地方のブルガリアの衣装だけでなく、トルコの衣装も展示されていました。この地域にはトルコから来た人も沢山住んでいるそうで、看板にはブルガリア語とトルコ語、英語が書かれていました。また、街中には、イスラム式と正教式のお墓もありました。戦争していた時期はありましたが、今はただ文化の違う人が住んでいるという感覚で、それぞれが暮らしているそうです。
結婚する時に女性が新しい家に持ち込む荷物も展示されていました。寒い地域の所為か、色々なものが詰まった箱の上にブランケットが大量に積まれていました。
またお祭りの時に食べるパンも保存されていました。蛇の形をしたパンは、それを食べると蛇に噛まれないと言われているそうです。これは初めて聞きました。それにしても、どうやってパンを保管しているのでしょう…!
家に帰ると、お母さんが豚肉を煮込んだ料理と、サラダを夕食に出して下さいました。
サラダはビーツ、りんご、くるみ、人参、ブルグルが入っていて、それだけでご馳走でした!
今日は盛りだくさんでExcitingな1日でした😃