アレクサンドロポリス
3日前に友達の引っ越しの手伝いをして、今生の別れを告げようとしていたら、ギリシャでまた会うことにになりました。
何とか起きて朝8時プロブディフ発のバスに乗り、サウナのような暑さに耐えながら(今日の最高気温は41度!?)アレクサンドロポリスに着きました。ところが連絡がつかなかった為、適当にカフェを探すことにしました。
荷物が多く、暑さに負けそうでしたが、街は活気がありカフェやバーのテラスにはたくさんの人がいて、大通りから一本入るとまたカフェがたくさん並んでいて、少し南に行くと海が見えて、散歩するには最高の場所です!カフェ巡りをするのも楽しそうです☺️
それにしても、昼間なのにどうしてカフェにこんなに人が溢れているんでしょう!
落ち着いた雰囲気のカフェを見つけ、frappéと昼ご飯を注文して一息。
ギリシャのfrappéは、イースターに来たとき以来大好物です。コーヒーをあわ立てた冷たい飲み物ですが、氷は入っていないので冷たすぎず、飲みやすいです。
私はブラックが好きですが、ミルクと砂糖を入れるのがオススメだそうです。
ただ、泡にコーヒーの酸味が凝縮されて(あるいは泡の方が酸味を感じやすい…?)いるのか、結構強烈な味がします。
さて、注文の品を待っている間に、ようやく友達と連絡がつき、カフェまで迎えに来てくれました。
このまま連絡がつかなかったらどうしようかと途方に暮れていたので、ホッとしました。
夜9時からは、友達の友達、フォーティスが出る劇「HOTEL」を観に行って来ました。この世界には、生と死の間を彷徨っている人がやって来ます。そして、3人の女性「ドクターX」によって、そこから再び地上に帰るか、死を迎えるのか裁かれます。ある日、飲酒運転で事故に遭った1人の男性この世界にやって来て、そこで体の弱い女性に会い…という感じのお話です。
この男性役の人が脳卒中で倒れてしまい、友達は前日からこの劇に立つことになったそうです。彼は台本を見ながらの演技でしたが、間合いや空気は全然違和感がなく、素晴らしかったです。
この劇で面白かったのは、舞台の配置です。広間の中央に舞台があり、客席は部屋の三面にありました。客席と舞台の距離も近く、部屋全体が劇の世界を作っているような気分になり、面白かったです。逆に役者達にとって、正面が一点だけでなく、三方面に観客がいるというのはどんな感じなのか、気になります。
Утре ще отидем за морето!
лека нощ!