ブルガリア留学記

2016〜2017年のブルガリア留学体験記

Втори курс と迷子

今日はブルガリア語のテストの後、2年生の踊りのクラスがありました。

今日の担当はСтанева先生でした。去年プロブディフでансамбъл "Тракия"の踊りを見た時に、ショプのソロを踊っていた女性の様な気がします。嬉しい!

Криво садовскоとпетруниноを踊った後、шопска ръченица、гайда авасиを習いました。

最初に先生が踊ってから1つ1つの動きを習いましたが、先生のキレが素晴らしかったです!

自分のを見ると身体を捻るのが下手で、キレも全然無くて足がまっすぐに上がっていなくて…と女性らしさを追求する前に、問題が沢山あります。今月のвнори курсはあと1回しか無い為、先生の動きを目に焼き付けて他の練習の時にイメージできるようにしたいです。

 

その後バスで帰ろうとしたら、降りるバス停が分からず迷子になりました。結局3回乗り継ぎましたが、なんとか帰れて良かったです!バスの路線図がだいぶ頭に入った気がします。

БНТ!

今日は日曜日でしたが、朝9:00から12:00まで踊りの授業がありました!

いつもの授業は学校の練習場でありますが、今日はансамбъл "Тракия"の練習場での授業で、少しワクワクしました。

内容は前回と同じで、Екзерсисとбългарски народни танци (БНТ)でした。

足をまっすぐあげる事を何度か注意されました。足をあげるときにガニ股になりやすいので、軸足、上げる足の向きにもっと気をつける必要があります。また、足を上げた時に腰も一緒に捲れ上がって不安定になっていることがあったのが大きな反省です。

それから、足先の処理についても気をつける点がいくつかありました。今まであまり意識して来なかった点なので、力を抜くところとしっかり曲げるところの区別をつけて身体に覚えさせたいです。

それから、列に入って踊ると、移動の幅、タイミングが時々ずれているのが分かったのも大きな収穫でした!

一月前半は授業が沢山あるので、今のうちにしっかり吸収したいです!

снежен човекと手作りбаница

朝起きたら銀世界でした。

昨日丁度バスの定期を買っておいて良かったです!

プロブディフは雪がとても良く似合いますが、外を歩くのは大変です。学校が丘の上にあり、道が古く坂道になっていて、気を抜くと滑り落ちそうになります。

今週から気温が一気に下がり、最高気温が−6℃、最低気温は−20℃近くになるそうです。この寒さは初体験です!

睫毛にも雪が積もり、視界が白っぽくなったのも初体験でした。

ただこちらでは雪が降ってもいつも通り全てが動いていて、ブルガリアの人の強さを感じました。

学校では窓際にもたくさん雪が積もっていたので、ブルガリア語の先生と手のひらサイズの雪だるまを作りました。あり合わせのもので作ったのであまり可愛くありませんが、マフラーの代わりにマルテニッツァをつけていてブルガリア風のснежен човекになりました!

 

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帰ったら、ルームメイトが手作りのбаницаをくれました!たっぷりのネギとカッテージチーズ(извара)入りのバニツァで、市販の物より塩味が薄く美味しかったです!

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1ヶ月ぶりの…

今日は丁度1ヶ月ぶりの踊りの授業でした。

踊っているときは気付きませんでしたが、授業が終わってバス停まで歩こうとしたら、足の付け根が痛くて一歩も歩きたくない!という感じでした。

久しぶりのレッスンで約3時間踊り続けていたので身体が悲鳴をあげています。

 

今日は前半はекзерсис、休憩の後は各地方の踊りを習いました。екзерсисはкопаницаはръченица、дайчово(?)等のリズムでタンデュやグランバットマン(?)をやりましたが、後半は速くて周りの人を見て真似するだけで踏むだけで終わってしまいました。それでもекзерсисは前回(1ヶ月前)と同じ内容だったので、少し慣れた気がします。上体の付け方、脚の付け方は次回以降気を付けます。

バーレッスンの後はтрите пъти、ръченица、криво(クリボ?)、джангурицаの曲でターンの練習でした。ръченицаでは足を後ろに、трите пътиでは足を横に付けて回転しますが、трите пътиは足も軸もバラバラになりやすくて難しいです。クリボはステップもよくわからなかったので、まずは他の人をよく観察する必要があります…。

 

その後は踊りを次から次へと習いました。今回はフィギュアを覚えるのに精一杯だったので、細かい感想は次回書こうと思います!

白あん

今日は時間があったので、白あん作りに挑戦することにしました。スーパーで乾燥した白い豆(бял бобとしか書かれていましたが、日本の白豆でしょうか)を買って、浸水するところからやってみました。作り方を見ていると、茹でた後に裏ごしをするか、豆の皮を剥く、と書いてありました。裏ごしする布もザルも持っていない為、豆の皮を1つ1つ剥きましたが、とにかく大変でした。その後再び柔らかくなるまで煮て潰しますが、それも金のスプーンですると手が酷く疲れました。日本では既に形が出来たもの、白あんの真空パックなどが簡単に手に入ってしまう為、一から作る事はしなかったと思います。根気が要りますが、意外と面白かったです。舌触りはいまいちでしたが、味は結構近いものになりました。もっとしっかり潰したら白あんになりそうです。また挑戦します!

 

寮に少し人が戻って来て、賑やかさが若干戻って来ました。明日からはさらに人が増えて、深夜の賑やかさと戦いながら寝ることになりそうです😁

честита нова година! それから姉にさようなら

2017年が始まりました。

Честита нова година!!

 

大晦日はソフィアを見渡せる場所へ登りました。ブルガリアに来てから、発砲した様な音が時々聞こえますが、これは花火の音だそうです。昨夜は22時頃から花火の音がちらほら聞こえていました。

そして高台からソフィアの街を見ていると、年が明ける数分前からあちこちで花火が上がり始めました。そして花火を見ていた場所の隣にある家からも人が次々と出て来て、花火を打ち上げていました。そして年が明けてから10分程、街全体から花火が上がり見事でした!!

ブルガリアの年の明け方は豪華です😮

家に帰る時は、花火の所為か街中火薬の匂いがあり、視界も少し霞んでいました。

 

それから、今日の朝ごはんには、かぼちゃの入ったパイ(名前を何度も聞いたのに忘れてしまいました)を頂きました。。スパイスとかぼちゃの組み合わせがとても美味しかったです!!今度作り方を教えてくれるそうです。楽しみ!!

 

それから部屋でのんびりと新年を過ごしました。初詣をしたいと言ったら、大先生様と姉が鳥居の絵を描いて下さいました。おかげ様で部屋に居ながら初詣もできました。

 

夕方は姉を空港まで見送りに行きました。次に会うのはおそらく9月です。

それまでに成長して一皮剥けるよう頑張ります!

рилски манастир 、пъстърва、скумрия

今日は7時起床。準備体操と筋トレをして、палачинкиとкисело млякоを頂いた後、リラの僧院へ行って来ました!

腕立て伏せは2週間ほど前より、少しはましになった気がします。いつか顎が床につく様になりたいです。

クレープとヨーグルトは大先生様の奥様が何度か朝ごはんに作って下さいましたが、今日の朝食もとても美味でした!

 

リラの僧院までは、大先生様が運転して下さいました。車窓から見える山は、雪を被っていてとても美しかったです!それから、ソフィアからリラの僧院までの道中、видин、кюстендил、бобов долなど聞いたことのある地名が標識に書いてあって楽しかったです。その村に行ったところでその踊りが見られるとは限りませんが、行ってみたいです。

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リラの僧院は、雪が積もっていてかなり寒かったです。

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教会には聖人の絵が良く描かれていますが、リラの僧院の絵には意味や話があり、面白かったです。大先生様が絵の意味を色々と説明して下さいました。ありがとうございます!

美術館にはオスマントルコに支配されていた時代から存在する資料や、トルコやロシアからの贈り物が綺麗に保存されていました。

 

リラの僧院内を見学した後は、隣のレストランでマス(пъстърва)を食べました。秋刀魚よりひと回りほど大きく、食べ応えがありました。レモンをかけて食べましたが、身が柔らかく薄味でとても美味しかったです。

因みに鯖はскумрияと言うそうです。ブルガリアでも売っているそうなので、もしかしたらこの前寮で食べた鯖の様な味の魚は скумрияだったのかもしれません。今度買って検証してみます!